ビジネス日本語メールの書き方|なぜ結論から書く?クッション言葉って必要?
日本語のビジネスeメールには、決まったフォーマットがあります。
最初は、そのフォーマットに沿って書いていくと、きれいなメールを書くことができます。
そこで、まずは日本語のビジネスeメールために、基本的なフォーマットの順番と簡単なルールを見ていきましょう。

【こんな人に読んでもらいたい】
- 日本語のビジネスeメールの書き方が分からな人
- 日本語のビジネスeメールのルールを知りたい人
- スムーズにビジネスeメールが書けるようになりたい人
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基本フォーマット
基本的な書き方の順番は、下記の通りです。
「件名」「宛名」「書き始め」「本文」「結び」「署名」です。
《メール例》
| 件名 | Subject | 2026年4月1日 入社式のご案内 | ||||||
| 宛名 | Recipient /Address | 内定者の皆様 | ||||||
| 書き始め | Opening Greetings | この度は、株式会社ニッポンへのご入社、心よりお祝い申し上げます。 | ||||||
| 本文 | main text | 皆様とお会いできることを社員一同、心待ちにしております。 つきましては、入社式に関する詳細をご案内いたします。 ●入社式について● 日時: 2026年4月1日(水)10:00~11:00 当日は、新入社員研修についてもご説明いたします。 |
||||||
| 結び | Closing Lines | ご不明な点がございましたら、遠慮なく人事部までご連絡ください。 よろしくお願い申し上げます。 |
||||||
| 署名 | Signature | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社ニッポン 人事部 小西 恵梨香 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-1 Tel: 03-1234-5678 Email: hr@nippon.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
||||||
それぞれ、様々なルールがありますので、1つずつ見ていきましょう。
1. 件名:分かりやすく
件名は、具体的に、かつ短く書くと相手に何のメールか伝わりやすいです。
例えば、「確認お願いします」という件名だと、何を確認するのかメールを受け取った人は分かりません。
また、丁寧にしたいと思って「確認の程どうぞよろしくお願いいたします。」と書いても、長いし、具体的に何の確認か分からないので、良くありません。
この時は、「明日の会議資料の確認依頼」など、具体的に確認してほしいものの名前を書くと良いです。
| 確認お願いします | → | 明日の会議資料の確認依頼 |
件名には、名詞表現を使うと短くなります。
【例】
報告します → (ご)報告
問い合わせます → (お)問い合わせ

名詞表現を使い短くする
具体的に書く
2. 宛名:相手への敬意を示す
相手の会社名・部署名・役職名・名前を正しい順番で書きます。
この時、敬称(さん、様など)を付ける事も忘れないようにしましょう。
宛名の書き方は、送る相手で少しルールが異なります。
- 同じ会社の人(社内の人)
- 他の会社の人(社外の人)
- 送る相手が1人or複数
- 会社や団体
- 相手の名前が分からない時
最初は戸惑う事もあるかもしれませんが、覚えてしまえばルールに従って書いていけるので、そんなに心配しなくても大丈夫です。

| 敬称 | 使う相手 |
| 様・さん | 個人 |
| 各位・皆様 | 複数の人 |
| 御中 | 会社・部署 |
| ご担当者様 | 個人名が不明の相手 |
※「各位」は書く時、「皆様」は書く時も話す時もOK。
3. あいさつ:決まったフレーズを使う
日本語のビジネスeメールには、決まったフレーズがあります。
たくさんありますが、まずはこの2つを覚えましょう。
【書き始め】お世話になっております。
【書き終わり】どうぞよろしくお願いします。

4. 本文:なぜ結論から書くの?
ダラダラ書くと、何を言いたいのか相手へ伝わりにくくなります。
そのため、まずは最初に結論を書き、その後、具体的な内容を書くようにしましょう。
ただ、急に書き始めるのではなく、先に書いた通り、最初のあいさつ(お世話になっております。)を書いてから、書きましょう。
状況に応じて、クッション言葉を使う良いです。
【メール例】
| 件名 | 【ご相談】2/25(木)お打ち合わせ日程の変更について |
| 宛名 | 〇〇株式会社 営業部 佐藤様 |
| あいさつ | いつもお世話になっております。 株式会社△△の田中です。 |
| 結論 | 誠に勝手なお願いで恐縮ですが※、先日ご調整いただいた2月25日(木)の打ち合わせにつきまして、日程を再調整させていただけないでしょうか。 |
| 具体的な内容 | 実は、同日に急な出張が入ってしまい、お約束の時間にお伺いすることが難しくなってしまいました。こちらの都合でご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。 |
※クッション言葉:「クッション言葉」は、相手に何かをお願いするときや、お断りするときに使う言葉です。 相手が嫌な気持ちにならないように、優しく伝えるための言葉です。
5. 署名
ビジネスメールには、最後に自分の氏名や所属などの情報をまとめた署名を付けます。
【署名に書く内容】
- 会社名
- 部署名
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- 住所
- 会社のURL など
書く内容は、メールを送る相手によって少し異なります。
また、働いている会社によって何を書くか指定されている事もあるので、分からない時は、会社の人に聞いてください。
【署名の例】
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田中 太郎 (Taro Tanaka)
〇〇株式会社 営業部 部長
Tel: 03-XXXX-XXXX | Mobile: 090-XXXX-XXXX
E-mail: t.tanaka@xxxx.co.jp
URL: https://www.xxxx.co.jp
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まとめ
この記事では、ビジネス日本語eメールの基本的なフォーマットの順番と、簡単なルールを紹介しました。
ただ、この記事だけでは決して十分とは言えません。
例えば、こんな悩みはありませんか。
- 自分のメールが失礼でないか不安
- 毎回メール作成で時間がかかる
- もっと自然で、信頼が得られる文を書きたい



